実際の質問の形のよって、あり得る返事が異なります。英文の種類は大雑把に三つに分けることが出来ます。
1. is 事物の存在あるいは状況を現す時に用いる
2. have 事物の所有を現す時に用いる
3. その他の動詞、行動等を現す時に用いる
文法的に言えば not really は 副詞で、nothing は代名詞です。略せずに、質問を否定の形にしてどれが文法的に合うかを考えれば迷うことはないでしょう。質問の動詞を否定しているか、聞かれたことの何々が存在しないことを言っているかをよく考えましょう。尚、両方ともあり得る場合もあります。
Q.
Is there anything you want to ask me?
A1. (No, there is) not really (anything I want to ask you).
A2. (No, there is) nothing (I want to ask you).
Q.
Do you have a question for me?
A1. (No, I do) not really (have a question for you).
A2. 文法的に、nothing が合わない
Q.
Do you read novels?
A1. (No, I do) not really (read novels).
A2. これも又 nothing が合わない
質問に what が出ている場合、anything が出ている場合、答えには nothing が登場出来ます。
Q.
What do you have for breakfast?
A1. (I have) nothing (for breakfast).
A2. 略した not really を使う返事は不可
Q.
What will you do tonight?
A1. (I will do) nothing (tonight).
A2. これも又略した not really は不可